市民の要望が多岐にわたるように、市役所の業務も多岐に及びます。「財政局」や「保健福祉局」「子ども未来局」「建設局」など11の部局があり、併せて、本市は政令指定都市なので10の「区役所」で構成されています。本市は人口が130万人を超えていることも鑑み、さいたま市役所の機能や区役所の機能の再編、また、今後、行政区割りの在り方なども議論が必要となると思われます。
さいたま市議会では常任委員会と特別委員会、議会運営委員会が設けられています。常任委員会には「総合政策」「文教」「市民生活」「保健福祉」「まちづくり」と5つの委員会があり、10数名という少人数で専門的な議論のうえ、議案の審査や課題解決に取り組んでいます。 また、特別委員会では特定の問題の調査や審査、議会運営委員会では議会で円滑かつ効率的に進行するような取り組みを行っています。
議員個人は必ず委員会に所属をして議案などに対しての審査や採決を行います。それには、日々の情報収集をはじめ、市職員さんとヒアリングなどをしながら準備をしています。 また、議会活動と同様に大事な仕事が、市民の皆さんが困っている時に、その声をきちんと吸い上げて議会に届けることです。 道路の修繕や子育て支援の充実、医療福祉の拡充など、地域からの要望をたくさんいただきますが、この身近な声を市政に反映させていくことも重要な事となります。
議会では審査や議論をするだけでなく、議員自ら質問や提言を行うことができます。本会議や委員会の開会中には、議員に質問できる時間が与えられ、本会議では市長はじめ執行部に意見や提言をすることになります。ここで、地域の皆様から頂いた声をぶつけることになりますが、難題も数多くあり一筋縄ではいかないことも多々ありますが、根気強く粘り強く質問提言を継続していくことになります。